恐怖の味噌汁

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不思議な体験談

人もいないのにだんだんと近づいてくる鈴の音

子どものころの不思議な体験をしました。夜、寝ていると遠くから鈴の音が聞こえてきます。人がいるはずもないのに、シャンシャンと誰かが鳴らしているようです。音がだんだんと大きくなり、今度は家の周りを歩くようなスピードで回り始めました。

私の子どものころの不思議な体験の話をします

人もいないのにだんだんと近づいてくる鈴の音の画像

それは、小学校低学年のころでした。そのころ、我が家は田舎の小さな平屋の一軒家に住んでいました。

大きな道から少し離れていましたから、家の前を車や人が通ることはありません。家族はいつも4人、小さな家ですから、川の字になって寝ています。その日もいつものように夜寝ていました。

夜寝ると、朝まで起きることなく寝てしまうんですが、その日はどういうわけか、夜中に目が覚めてしまい、寝よう、寝ようとすればするほどますます目が冴えてきました。

しばらくすると暗闇に目が慣れてきて

しばらくすると暗闇に目が慣れてきての画像

薄暗い中にもいつもの家の様子がぼんやりと見えてきます。古い家ですので、天井に染みがあります。

昼間見ると、車だったり、人の顔だったり、いろいろな形に見えたりするので、それで遊んだりするのですが、夜は見えない染みが、ぼんやりと見えてきそうです。昼間の天井の顔ではなく、夜一人で見る顔は、なんだか不気味に見えそうです。

その時に不思議なことが起こりました。初めは気づかなかったんですが、小さな、小さな音が聞こえてきました。何かわからず、聞き耳を立てていましたが、だんだんと聞こえてくる音は、鈴の音でした。それは、シャンシャンと鳴っています。車の音とは違います。

車であれば雪道を走るタイヤのチェーンの音のような気がしました。

車であれば雪道を走るタイヤのチェーンの音のような気がしましたの画像

でも、今は冬ではありません。この辺りは冬でもめったに雪が降らない暖かい場所です。車ではありません。

私は、シャンシャンと言う音はクリスマスのトナカイを引くそりのような音だなと思いました。その後、それはそりの音ではなく、クリスマスの歌で聞こえてくる鈴の音だと気づきました。

「ああ、鈴か、」と思い、もう一度聞き耳を立てると、音がさっきより大きくなっています。驚いて誰かが家にやってきたのかと思いました。それなら玄関で声がするはずですし、足音でわかるはずですが、まったくそんな音はしませんでした。

鈴の音だけがシャンシャンシャンシャン鳴っています。

鈴の音だけがシャンシャンシャンシャン鳴っていますの画像

家族は誰も起きません。怖くなって体が動かず、声も出せません。

鈴の音は間違いなくこちらへ近づいてきます。規則的に同じリズムで鳴っている音は、まるで誰かが手で鈴を揺らしながら歩いてくるようです。

でも、足音はしません。家の前まで来ました。私は息が止まりそうでした。すると、家の周りをまわっているかのように、鈴の音が家に沿って聞こえてきます。

シャンシャンと音が動いていきます。今、どこを通っているか手に取るようにわかります。どうなるのかと思っていましたが、家を回ると音が消えました。 

音が全く聞こえなくなったので、安心して眠ったことを今も覚えています。あれが何だったのかわからないままですが、不思議な経験でした。

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