有名な吊り橋で根性試した時に知らない男性の幽霊がいた怖い話

不思議な体験談

仲間うちで、渡りきることが難しいことで有名な、 長い釣り橋で「根性試し」をしていた時の話です。橋を渡る前の4人のメンバーに、いつの間にかひとり男性の霊が紛れ込んでいたんです。そして橋の中間地点でその男性は消えたんです。

私の住む村に日本有数の長さを誇る吊り橋があります

名前は伏せますが地元以外では、「日本有数の吊り橋」として有名になり始めたころの話です。

私は普段からコレステロールが高く、現在は、糖尿病予防にも念頭に置いて生活をしています。
主に規則正しい食生活と運動不足に気をつけているつもりです。
食事は野菜や海藻を中心にしたメニューで作り、糖質制限を行っています。

お米を摂取した日は、パンは控えめに摂取しています。
また、コレステロールが高まると言われている卵ですが、私は以前は卵料理を毎日1食2個分、目玉焼きや卵焼き、ゆで卵に調理してして食べていました。

卵ご飯なら、週に3回程食べていましたが、現在は卵を月にワンパック購入する位に止めています。
また、コレステロール値を下げるためにも、常に万歩計を持ち歩いて運動不足の解消に励み、1日の目標値を歩く様に心がけています。

吊り橋は、昔に木材とロープで作られていて、その頃は徐々に耐候性が劣化しているのですが、端から端からまでの長さがとても長いために、一人で渡りきることができると、大物だとって言っては、皆が認めるようになる、ちょっとした根性試しの場所として知られていたんです。

当時20代前半の私は、やんちゃな友人と遊ぶことが多かったのですが、仲間うちで、平日の昼間の観光客の少ない時間を狙って「根性試し」をしようと思い着いたんです。
私たち4人は、バイクに乗り山を上がりました。
その日は、夏日が続いていた蒸し暑い日で天気は快晴、気分は最高でした。

橋の入り口から橋のゴール地点まで見晴らすと背筋が遠くなるほどに長い木材の板場が見えます

そして、長いロープだけが空中に見えます。
ほかにお客さんが居ない事に気を配りながらも、橋を誰も渡る人が居なくなったことを確認しました。

私達は、じゃんけんで順番を決めてから、一人づつ5メートルの感覚を空けて渡り始めました。
私の位置は確か3番目でした。渡り始めてから10メートルも歩いたかというところで、私の身体の大きさでは簡単に落ちてしまう隙間で作られていることに気づいたんです。

当時の私の身長は150センチ程、40キロ程でした。
突風が吹けば、よろけた私の身体が、木材の板場とロープの隙間がある斜め下や横へと落ちてしまう橋の構造です。
この橋の構造上、橋の中間へ進む程、左右のロープの幅が広くなる仕組みです。

私は、手綱まで手を伸ばそうとすると、真ん中に位置している自分の身体からは、到底届きにくくなって来ていました。
前を進む友人に、「もう限界だから引き返そうと思う。」と叫びましたが、友人に「この橋は一方通行だから、uターンはできないよ。」と言われてしまったんです。

仲間うちで小柄な身体は私だけです。他のメンバーは橋のゴール地点まで到着している様子で、呼び声もしました。
でも、橋の中間地点にまで来て、よちよち歩きをする私の後のメンバーの姿が見えません。

そのことが、「早く進まないと、後続者の迷惑になってしまう」というプレッシャーから解放されたような安堵感の後に、
私は不安に陥りました。
「この恐怖から解放されるには、なんとかして足を前に進めるしかない。」と、再びヨチヨチ歩きを始めました。

そうして友人達が業を煮やしたころ、なんとかゴールできたんです。
でも、問題は私の後のメンバーでした。大柄の彼がゴールして来ません。
最後を歩く友人は私の次にゴールをしました。5番目に渡った友人は、。「渡り始めた姿を最後に、前方に4番目の彼の姿は見ていない。」と言うんです。

その時、友人の一人はこう切り出しました。「今日のメンバーは4人だったよね。!」と。
5人目に紛れていた大柄の男性は一体誰だったのか、何処へ消えたのか今でも不思議です。

でも、最近新聞記事を見たんですが、あの橋の上から幼児が転落死をしたそうです。
もしかするとあの男性も。
私たちは、知る術がなかっただけで、以前にも転落死は起こっていたのかもしてません。