子供の頃に経験した幽体離脱現象の実話体験談

不思議な体験談

今、思うと不思議な経験です。幽体離脱現象と言う現象が有ると言うのを知ったのは、小学校の頃です。大人に成ってからですが、たまたま、ある日、テレビを観ていたら、私の経験とよく似た映像が映されました同じような経験をして居る人が、私以外にいるんだと思った次第です。

私の実家では蹄鉄業を遣って居ました。その頃は、自動車が殆ど無く荷物を運ぶのは馬で有った、忙しい時は道路に馬が何頭も待たされていた。多分、4~5歳の時であるが、冬の天気の良い日であった、私と隣の息子は同年齢で有ったので雪橇で遊んで居たのである。橇に私が乗って、隣の息子が橇を後ろから押していたのである。

隣の息子は下を向いて押していたので前が見えない状態である、前に蹄鉄を待っている馬が見えた私は「止めて、止めてと」叫んだが、前が見えない隣息子は其の侭押してきたのである。橇は馬の腹の下になった、其の時、額が熱く成った(棒みたいな物に当たった?)。

その後は、知らない・・・つまり気絶したのである。時間はどの位経ったか分らないが、私、一人菜の花畑に立っていたのである。川が目の前に有り川を挟んだ向こう側には金髪の女の人が、手招いて来いと言っているのである。

見たら川に船があって、船頭が行くのかどうか聞いているのである。その頃は、外人を見た事が無く、人は、誰でも髪の毛は黒いもんだと思っていた、私には、金髪の女の人が、化け物のように見えて来たので、迷った末、行くの止める事にしたのである(心の中で)。

その途端、私が宙に浮いていて、玄関の筵に寝かされた私を左側の下に見たのである。母親がわんわん泣いて私の名前を呼んで居たのである、と、その途端、魂が肉体に返ったみたいで気が付いたのである。

この後は、怪我は有った物の普通の生活を送る事が出来ました。後日、大人に成ってからであるが、テレビを観ていたら、同じような場面が出てきたのである。同じ経験しているのは私だけでないと思った。

死ぬ時は、皆、良い顔になるというが、金髪の人の処に行って幸せに成って居るのであろうか。