先祖の供養不足のお告げでお墓参りをした時の不思議な体験談

不思議な体験談

私の夢に頻繁に現れるお墓の夢が気になり、一人で遠方のお墓参りをしました。そのお墓の一つに、倒れた墓石見つけたので元の位置に戻しておいた直後、雨の天候が晴れ渡り、蜂がブンブンと飛び回ったんです。まるでお礼を伝えているかの様な出来事でした。

私は頻繁にお墓の塔婆が倒れている夢をみていたんです

数年前に母方の先祖のお墓参りに赴いた時の出来事です。
不思議と夢に現れるそのお墓が、遠方にある母方のお墓であることは直感で気づきました。

このお墓は、私の家からは遠方にある為に、数年間疎遠になっていいたのですが、夢が続くある日のこと、突然私はお墓参りへ行かなければならない気持ちになり、直ぐに決行したんです。

私の母は体調不良で飛行機に乗ることが出来ない為に、一緒にお墓参りをすることを諦め、今回は私が一人でお墓参りに行くことにしました。
お墓のある場所までは、新幹線と在来線で4時間?5時間かかり1日仕事になります。

当時、私はペンションをひとり分予約して2泊3日で用事を終える予定でした。まず、宿泊の翌朝は、母の実家のお墓参りに足を運びました。
そのお墓は海沿いの山手に立っており、山道を少しばかり歩かねばならないのです。

地元の親族には、人気のない場所だから、女性ひとりで行かない方が良いと止められましたが、夢にまで現れてきたお墓ですので、何か現場で異常があるはずだし、私が行かねばならないような気分がしていました。

そうして私は一人でお墓への山道を上がり目的の墓石にたどり着きました

数年にわたり管理されていないはずのお墓は、意外と美しく掃除の手間も省けたので、私は、一人でお墓の中の整理整頓を始めたんです。

そして、私の祖父母が建てた墓石の後方にまわってみた時に、見知らぬ大人数の先祖のお墓があることに目が留まりました。
このお墓のうちの一つに、キリシタン時代に作られた石があり、その石が敷地の外へと倒れていました。

私は、直感でおそらく「この石を元の位置に戻せばいいんだな。」と分かりました。直ぐにその石を立て直してあげると、お墓の敷地に添って生えている大木の周りに蜂がブンブンと飛び回ったんです。

天気予報は雨を示し、さっきまでは雨がぱらつく悪天候で、蜂等見当たらなかったというのに、急に空が晴れ模様となり蜂が現れたんです。
私は勝手な解釈で、「喜んでくれてよかった」と先祖のお墓を後にしました。

翌日に、母の兄弟のお墓参りを行い、親族にこのエピソードを話すと、キリシタン時代に非業の死を遂げた先祖がいると聞いたことがあるというのです。

もしかすると、その先祖が先祖供養の不足を訴えてきていたのかもしれません。私は、一通りの用事を終えてから新幹線で帰路につき、道中のタクシー運転手さんに、ご褒美の雨玉をもらい無事に帰宅しました。