恐怖の味噌汁

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不思議な体験談

家族の入院先の施設に車を走らせてしまう不思議現象

私の祖父が危篤状態に陥ってから、孫の私は用事もないのに、祖父の入院先である施設が位置する方面ばかりに自動車を走らせるようになりました。この現象は、祖父が亡くなるまでの期間は続いていましたが、祖父が息を引き取るとおさまりました。

数年前に私の祖父が介護施設に入居し始めたのですが

家族の入院先の施設に車を走らせてしまう不思議現象の画像

施設での祖父の容態が悪化し始めて、祖父の意識が無くなったその頃から私の行動に変化が現れてきました。
当時、私は、施設にお見舞いにゆくことを避けていたのですが、自分でも腑に落ちない行動をとっていたんです。

私は日頃から使用する国道は決まっていて、道順を変更することはないのですが、自分でも理解し難い方面へと車を走らせる様になったんです。
それは、具体的にどういう現象かと言うと、私の自宅の前に国道が一本走っているんです。

その国道を北方面へ自動車を走らせると、日常通行しているルートを通り、目的の街まで到着できるのですが、何故かある日を境にですが、南方面へと車を走らせるようになったんです。

そもそも、国道を南下してしまうと、山間部を超えて海へと続く道です。ところが、わたしは、国道から道をそれて、田舎道を走らせて祖父の実家があった場所を通り過ぎ、隣街へと続く山の中のトンネルに車を走らせてゆくんです。勿論この時のわたしは、気丈夫で意識も明確な状態なんです。

ただ、無性に「今までは絶対に通らない南へと行きたくなる。でもそれは自分の意思ではなくて、嫌々に行かされている。」という気分のまま自分の運転をしていたんです。

時々走ったことの無い袋小路の道に迷い込むことさえありましたが

時々走ったことの無い袋小路の道に迷い込むことさえありましたがの画像

自分が何に突き動かされているのかがサッパリ理解できない状態でした。
さらに、その道はわたしが普段利用しているルートと違い安全面では劣るんです。

街灯も少なく、雨が続けば土砂災害も起こりやすい。
この一見にして、不合理なルートを走り続ける理由が見当たらないままで、数ヶ月経過したころ、とうとう、祖父が亡くなる出来事が起きました。不思議なことですが、同時に私の荒唐無稽な運転もおさまりを見せました。

祖父が無くなってからは、南へと車を走らせることも、あの山のルートを通り市街地へと出かけることも、ピタリと止まり、完全にしなくなりました。

後から気付いたことなんですが、祖父が入院していた施設は、自宅から南東方向に位置しており、生前は孫である私の名前を呼んでいたそうです。
思慕の念と孫を呼ぶ念が引き起こした出来事でしょうか。

信じてもらえないかもしれませんが、祖父の容態が悪化したあの日から亡くなるまでの期間に、まるで誰かが自分を引っ張っていくように、私は南方面へと掻き立てられていたんです。私だけが知っている今でも不思議な出来事です。

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