葬祭場で起きたヤバい感覚 ただひたすらに怖い体験談

不思議な体験談

知人の父上の葬儀に行った時に、非常にきつい思いをしました。

北海道在住。Tさんの体験談。

理屈ではなく本当に、身体も心も重くなると言う経験でした。葬祭場周辺の地の問題なのか、流れの問題なのかは今でもわかりませんが、二度と行きたくない場所です。

知人の父上が無くなった時に、ご当人とは面識が無かったんですがその知人とは長いお付き合いでしたのでお通夜にお邪魔しました。

葬祭場でと言うことだったので、教えてもらった駅で降りて改札を出た途端、これはヤバいとしか言いようのない感覚が襲ってきました。

駅から坂を上ったところに葬祭場があったのですが、駅自体が窪地になっている場所だったので、そこに何かがよどんでいるのだろうかと思ったのですが、坂を上りきるとそのヤバい感覚はどんどん強くなり、住宅街でもあったので家も多く建っていたのですが、何でこんな場所に住めるんだろうと不思議に思ったほどでした。

精進落としに招かれたのですがとてもそんな余裕は無くお線香だけ上げさせてもらって駅に向かいました。途中でやはり葬儀に来るところだった別の知人と会ったのですが後で、顔が真っ青だったと言われました。

何が視えたわけでも、何が起こったわけでも無いのですが、ここに長居をしてはいけないと言う思いだけが凄かったのです。

その時そんな感覚を持ったのは私だけだったのですが、その父上を亡くした知人が後に、義母上の葬儀で同じ葬祭場を使用した時に、以前は感じなかったそのヤバいと言う感覚を味わったと言います。

とにかくそこに居てはいけない、立ち去らなくてはいけないと言う感覚がひどくて、追い立てられるように電車に乗ったのです。

葬祭場なのできちんとお祀り出来ているはずですから、あれは場所自体の問題かもしれないと、後になって思いつきましたが。ただひたすらに怖く、ここに居てはまずいと言う感覚が凄かったのです。