夢か現実かわからない ひいおばあちゃんが見守ってくれた不思議な体験談

不思議な体験談

私のひいおばあちゃんが亡くなった時に

秋田県在住。Eさんの体験談。

夢枕に出てきて別れを告げられたことがあります。そして、その直後にひいおばあちゃんの死亡の連絡を受け、その日に火の玉が私の目の前に現れました。誰も信じてもらえない話です。

私が小学生の頃夏休みでおばあちゃんのうちに一人で泊まりに行っていた日の出来事でした。田舎のおじいちゃんおばあちゃんの暮らしなので、夜寝るのも早く、私は親がいないことをいいことに9時を過ぎても一人でテレビを見て過ごしていました。

そして、テレビを見ながら一瞬ウトウトとしかけた時に、夢の中に真っ白な着物を着たおばあさんが出てきたのです。
そのおばあさんは私に何を言うわけでもなく、ただただ微笑んでいました。

その時には誰だかわかりませんでしたがその夢を見ている時にちょうど電話が鳴って目が覚めました。
ずっと電話が鳴っているのに誰も起きないため私が電話に出ると、ひいおばあちゃんが亡くなったとのことでした。

その連絡を受けて、祖父母は急いで病院に駆けつけることになりました。そのため、私は一人で祖父母の家で留守番することになりました。

私はひいおばあちゃんに会ったこともなく悲しみを感じることもなく、夢に出てきた人とひいおばあちゃんを結びつけるにはまだ幼すぎて、夢枕に出てきたのがひいおばあちゃんだということに気づきもしませんでした。

そして、祖父母を送り出し、一人で布団に入り電気を消した後にふすま越しの窓の外を明るい光が行ったり来たりするのが見えました。

はじめは外で誰かが懐中電灯で照らしているのかとも思いましたが、後から考えると窓の外は塀が立っており人が入る隙間などはありません。
光はいっとき私の部屋の周りを照らし続け気づいたら私は眠りについていました。

きっと、ひいおばあちゃんが私が一人なのを心配して見守ってくれていたのだと今では思っています。