伏し目がちな旦那様の早寝早起きとあじゃりな修行的生活業務

不思議な体験談

およそ1年ぶりに再会した男の早寝早起きと生活習慣の正しすぎる不自然さに対する驚き、不思議空間からの波動の攻撃、女の霊からの夫婦関係への介入。そして、人間的過ぎる霊魂の嫉妬と欲望に満ちた罠を体験した私は、絶対に許さないと心に誓ったのだ。

しばらくぶりに会った男は無口であり会話はカタコトで表現した、ワンフレーズを絞り出すのみの会話は通訳者が必要なほどだ。ちなみに日本人である。

さらに、伏し目がちの目は見えているのか見えないのか解らないほどだ。毎日、一定の動きを見せるパフォーマンスは自然なように見せて不自然である。

男は早朝に起きる。それから、雑巾がけをした。また、洗濯や炊事をし一心不乱に集中力を見せるのだ。それから仕事に出かけた。まるでタイマーを設備したロボットのようだ。

また、夜は帰宅後悩みもなく眠りにつく。
そのような習慣は以前からあるにはあったが、加えて不自然な異次元空間の生活を見せた。

そんなある日、男の揺れる身体を目撃したのだ。眠りにつくと男は『アハン、アハン』ともだえる。

何かと思えば、透明な女の霊からの刺激であった。部屋の中には誰も居ない。しかしながら、私にはガラス越しに見えないものが見えたのだ。

ときには、私の体に悪さをしていたぶるものがあった。腰や足に痛みなどを与えてきた。私への恨みがあるという全く知らない亡霊たちである。

日常生活の中で、時にはつねられる感覚や時には唾を吐くものもいた。
まるで赤ちゃんのように、胸に食らいつくものもいた。
私は怒りを感じて眠らない事を選んだ。