私が宝塚の、とある遊園地のお化け屋敷に入った時、本物に出会ってしまい追い回された時の体験談ですが、私が逃げたのに釣られてしまったのか他の人も逃げていたので今思い返せばバカバカしくて笑える体験談と言えます。
これは私は小学生の頃のお話になりますが、学校の2人の親戚の人と夏休みの、ある日に遊園地へ遊びに行く事になりましたが私は乗り物が嫌いなので親戚の人には悪いのですが当時の心境としては嬉しくもなく微妙な気持ちでしたが自宅に居てもしょうがないので暇つぶしに遊園地へ行きました。
刺激的な事が苦手な性分なので、あらゆるアトラクションを乗る事も無く親戚が乗り物で遊んでいる所を見ているだけとなりましたが親戚は私に気を利かせてくれたのか、今度はお化け屋敷に入ろうと言ってきたので3人で入る事にしました。
お化け屋敷の定番である暗い所を突き進んで、時折出て来るお化けの仕掛けに驚きましたが、ふと前を見ると30代位の男性が通り道の端で立ったまま動かないので３人で男性の横を通り過ぎたら何やら寒気の様な感覚に襲われましたので後ろを振り返ったら、その男が無表情でこちらに迫ってきました。
私は霊感が強い方なので追い掛けて来る男性が、この世の者ではない事は分かりましたので悲鳴を上げながら出口へ向かって逃走をしたら、それに釣られて親戚も一緒に走り出したので道中のお化けの、仕掛けが作動した頃には既に通り過ぎている状態で急いでお化け屋敷を出ました。
本物の幽霊が見えたのは私だけではなかったのかと思い親戚の人に話をしたら、本物の幽霊は見えていなかったらしく悲鳴を上げた私が恐くて一緒に逃げてしまったそうですので、これ以上怖がらせると申し訳ないので本物の幽霊の事は敢えて話しませんでした。
