高校生のときの心霊体験談 呪いの影響は現実にまで及んだ怖い話

恐怖の心霊体験談

高校2年のある夏の夜に心霊現象が起き、化け物が私の体の上に乗り、恐怖を覚え、更に気のせいだと思っていたことが、また起き、さらにはボヤが起き、父が急いで消火器で火を消し止め、最後には私が、自律神経失調症になってしまった事件。

それはある夏の夜のことでした

日にちまでは覚えていませんが、私が高校2年の夏の夜でした。私はいつものように、12時頃就寝し、よく眠っていました。

たしか、夜3時くらいだったと思います。その時は、私は夏休みでした。

夜突然、がたがたと仏壇が鳴り始め、地震でも起きたのかと思いましたが、(私の部屋に仏壇がありました)少し薄目を開けると、そこには、口が口裂け女のように大きく、目は相当でかく、髪の毛の長い、化け物が私の上に乗っていました。

そして私の顔のすぐ近くに、その化け物の顔があり、怖くて私は目を閉じていました。その化け物は少し重く、私は動くこともままならない状態でした。

しばらくその化け物は、私の上に乗っていましたが、10分か、20分かはよく覚えていませんが、化け物が去ったあと、何もかも、いつもどおりでした。

私は怖くて大声も出せず朝まで眠れなかったです

そして、それだけではなかったです。また、ある日の夏の夜、私はいつものように、夜12時頃に、蚊取り線香を、布団から3メートルは離れた机の上に、火をつけておいて置き、そして、安心して寝たのですが、また、夜3時頃、その化け物は現れ、また、仏壇がカタカタと音を立てて、鳴り始め、また起きると怖いので、目をつぶったままじっとしていたのですが、今度は私の布団が引っ剥がされるような感じがして、何かに布団がかけられたような感じがしていました。

怖いのでそのままにしておいたのですが、今度は、煙がまわってきて、気絶状態でした。

私は意識がほとんどありませんが、父が慌てて消火器を持ってきて、私の部屋に消火器を撒きました。つまりボヤでした。私は、高校の時はタバコは吸っておらず、火元は蚊取り線香だけでした。

私は、父に何回も顔をたたかれて、やっとのことで起きましたが、布団は焼け焦げて、部屋の畳が黒く、燃えた跡がありました。

父も私がタバコ等吸っていないことは知っており、というよりもタバコの煙がいやだったくらいでした。

父と母はその日慌てて警察を呼んで実況見分をしましたが

警察の捜査によると、蚊取り線香は、机の上にあったことは間違いないが、私が布団を夏で暑いので、寝ている間に、漁師の網投げのように、投げて、たまたま、蚊取り線香をひっかけて、蚊取り線香の上に、布団がかかって、燃えて、それが火の元になり、畳が燃え、ボヤになったという捜査でした。

ふにおちないのは、私は高校の登山部に属しており、今までに寝相が悪いといわれたことはなかったのですが、あと、その投げたはずの布団が私の体の上に乗っているというのも、ふにおちませんでした。

私はそれから、体調を崩し、眠れなくなって、医者から自律神経失調症と病名をつけられました。今でも思い出すと、怖いです。