これは現実?夢?恐怖で泣いた真夏の金縛り体験談

恐怖の心霊体験談

私は昔から「霊感」というものは全くありません。特に怖がりということもなく、むしろ小さいころは怖い本を読んでは「怖い怖い」と楽しんでいたり、お化け屋敷ごっこが大好きな子供でした。そんな私が中学生の時に体験した、一生忘れられない夏の夜の出来事です。

今でも覚えていますがあの日は7月7日で私が中学2年生の時です。1人部屋でいつものように寝た私は、夜中ふと目を覚ましました。
時間は2時10分でした。

まだ寝てから3時間位しかたってないんだと、また目を閉じて寝ようとしましたが、なぜか目が覚めてしまい眠れません。目をつぶりながら、ウトウトしていると、だんだん耳鳴りがしてきました。
小さいキーンという音がだんだんとハッキリとした音になっていきます。

なんだか不快に感じて、唾を飲んだり寝返りをうちましたが止まりません。

そしてなぜだかわかりませんが、ふと恐怖を感じた瞬間、突然体が動かなくなりました。目は閉じたままです。
これが金縛り?という不思議な感じでした。

ベットの隣には私の勉強机があります。辞書が机の上に置いてあるのですが、その辞書がパラパラパラ…と風に吹かれているような、誰かがめくっているような音を出しています。

頭の中で、「窓は開いていない」「何の音?」「これはどう考えても本をめくる音だよね」とグルグル考えていましたが、体も動かず、勉強机に対しては背を向けていた形だったので、背中で感じるしかなかったのです。

と、思ったら突然ドン!と下から突き上げるような地響き?と共に、遠くから「ザッザッザッザッ」という人の足音。
人の足音のように聞こえましたが、1人の音ではありません。

例えるなら軍隊が行進をしていて、砂を踏みしめるような音。
その足音が遠くからだんだん私の方へ近づいてきます。私は怖くて怖くてずっと目をつぶっていました。

足音が耳のそばまできて、一瞬とまりました。
「・・・・」しばらく静かな時間が続きましたが、私は息をするのも怖く脂汗がでるのを感じていました。

と思ったら、また「ザッザッザッザッ」という耳元で歩き出す音。
そしてだんだんと遠くへ行ってしまいました。

体が動きません。恐怖で目も開けらません。力をいれてじっとしていましたが、途中で寝てしまったのでしょうか?
ふと気が付くと、体が動きます。

時計を見ると、2時10分…。あれ?と思いました。さっきも2時10分だったのにと。

長い時間怖い思いをしていたと思いましたが、また2時10分?
どういうことだろうと。しかし私にはハッキリ時計を見た記憶がありました。

一気にゾゾッという鳥肌がたち、私は両親の寝室へ駆け込みました。
中学生になっても親と一緒に寝るという恥ずかしさよりも、安心したくて母親の布団に潜り込み、そこでようやく眠りにつけました。

大人になった私は、最近、実家が砂の上に家を建てられているという話を聞きました。

だから地盤が不安だとか、両親はそんな事を話していましたが、私は中学生の頃、金縛りにあった時の足音を思い出しました。
あの、砂を踏みしめるような音、大人数の足音、なにか関係あるのでしょうか?

怖くてかつてここで何があったのか、というのは調べられません。
知らぬが仏…ですね。

あれから金縛りにあったことはないので、一生に一度の体験だったのかな?と思っています。