誰も住めない家の付近で起きた心霊スポットの怪現象

恐怖の心霊体験談

鹿児島市内にある、とある住宅地に建ってある一軒家。心霊スポットとして有名で、友人二人が遊び半分でそこに行く。丘から見下ろせる長い下り坂で友人は不思議な体験をすることになる。その家に長く人が住みつけない理由と関係するのか?

これは鹿児島に住んでいる某友人二人が実際に体験したエピソードです。彼らは夜遊びをしててテンションもかなり高かったのか、ドライブがてらに心霊スポットに行ってみることになりました。その心霊スポットは鹿児島市内のとある住宅密集地域の丘に佇む一軒家でした。

そのお家は何故か住む人がすぐ引っ越してしまういわくつき物件として近所で有名だったらしいのです。そんな家の中まであがることはできないが、周りをうろつけばひょっとしたら心霊体験ができるだろうと友人たちは思っていました。そう、最初は軽い気持ちで考えていたんです。

実際、夜中にその家の付近まで車を走らせてみると、何となく嫌な雰囲気がしたといいます。車から降りてちょっと散策してみることにしました。家のある丘から長い下り坂があるらしいのですが、友人の一人はその坂で突然不思議な感覚に襲われたのです。

『あれ、ヤバイ。足が誰かに引っ張られてる。』というのです。勿論、友人二人以外にそこには誰もいません。何もないところでしばらく怯え、懸命に動こうとはするのですが、なかなか足がいうことをきかないというのです。

ようやく動けるようになってから二人は慌てて車に飛び乗りさっさとその場から離れました。
冗談で行ったつもりが最後は二人ともお互い口を聞けず黙ったままだったといいます。