故郷の鹿児島で霊感の強い叔母さんが体験した恐怖体験談

恐怖の心霊体験談

これは私の旦那の霊感の強い叔母さんが、自分の故郷で実際に体験した恐怖体験です。仏壇が置いてある離れで眠っていると、物音が…恐る恐る目を開けると、そこには喪服を着た謎の男が。何かを探しているのか、男はブツブツ言いながら何かを探していて…

これは私の旦那の親戚の叔母さんが若い頃に実際にに体験した話だそうです。叔母さんはその日、故郷の鹿児島へ帰っていました。
母屋があり、離れもあるそれは大きなお家だそうで、叔母さんは離れで寝泊まりする事になっていました。
離れには仏壇があり、親戚達が祀られていました。

叔母さんはその日、色々な方に挨拶回りを行い、そして離れへと帰って来ました。
とても疲れていたんでしょう。叔母さんはすぐに深い眠りに就いたそうです。

ガサッ、ガサッ ザッ、ザッ
叔母さんはある音で目が覚めたそうです。
ガサッ、ガサッ ザッ、ザッ、ザッ

引き出しが開く様な音。畳を這いずる様な音。
何だろう?
叔母さんは暗い部屋を見渡しました。
すると…
仏壇の前に黒い影が…

喪服を着た男の人だったそうです。霊界の強い叔母さんは、すぐにその男がこの世の者では無いと気付いたそうです。

叔母さんは恐怖のあまり、目をつぶり、ただその男が消えるのを待ちました。
ガサッ、ガサッ ズッ、ズッ、ズッ

男「おかしいな…ないなぁ…」

男は何かを探してるような素振りだったそうです。
叔母さんは恐怖に耐えかね、ついにお経を唱えました。
叔母「南無妙法蓮華経、南無妙法蓮華経!」
目を閉じながら、何度も何度も唱えます。

叔母「ここはあなたの居るべき所ではありません!お帰り下さい!」
そこで物音は止んだそうです。
叔母さんは恐る恐る目を開けると…

顔が青白く、目があるべき場所は大きなくぼみがあり、真っ黒だったそうです。
男は言います。
ニヤッとして

男「そんな事しても…無駄だよ…」
叔母さんはそのまま気を失ったそうです。
目が覚めると、朝でした。
そして叔母さんは昨夜のアレは何だったのか…
呆然としながら考えます。

夢にしてはリアルだった…
ふと、仏壇に祀られてる遺影に目をやると…
そこには昨夜現れた男が居ました。

それは叔母さんが小さい頃肝臓の病気で亡くなった、叔母さんの伯父さんに当る人だったそうです。

今でも、伯父さんが何を探していたのかはわからないそうですが、それ以来叔母さんは離れで眠る事はしなくなったそうです。