【怖い体験談】私が出会った他の誰も知らないワンピースの少女

恐怖の心霊体験談

これは私が高校時代に体験した話です。この時、私は地元から通っていた高校は遠いとこに通っていたので2歳離れた姉と寮に入っていました。もともと霊感というものが私の母は強いほうの人間だったので見えはしなくても私も少しばかりか感じることは多かったですが年齢を重ねるごとにそれもなくなってきていました。

その時に入っていた寮に少し嫌な気が漂っていたことは何となく感じれるほどにはまだ霊感が残っていました。

寮といっても土曜開放講座がない週や部活者がいない場合は強制的に土日に帰省しなければならない決まりがあったのですが同室だった姉が卒業した次の年に私にとってはすごく怖い体験をすることになりました。それは看護科だけが参加する土曜開放講座があった週の夜のことでした、当時私は副寮長を務めていたので寮内のカギのチェックや洗い物や朝の準備などをすることが多かったので自然と一人でいることがありました。

歴代の先輩方から寮には幽霊が出るという噂を聞いてきていたのですがあまり信じないようにしていました。私は副寮長になってからはずっと一階の部屋にいたのですが深夜2時くらいに帰省して誰もいないはずの上の部屋から物が落ちる音や人が歩いているような「ぎしっ」という音が聞こえることがよくあり気持ち悪いなと思っていました。

でも実際に見たわけでもないし寮も古い建物だったので老朽化が進んでいるのかなと

思う程度でしたがその次の週から同学年の子たちが深夜にワンピースを着た子を見た、204号室に入っていく人影を見たなどをよく聞くようになりました。

ちょこちょこ聞いてはいたのですがあまりにもみんなの言うことが一緒だったので本当にあったのだなと思わされました。そして寮の一階の部屋にしか寮生がいなかった雨の日の夜、私はいつものように寮内のカギがきちんとかかっているかのチェックをするために誰もいない二階に行ったときにそれは起こりました。

鍵をチェックし部屋に戻ろうと振り向いたときに私の目の前に片足のない俯いた女の子が立っていて私に何か言いたそうにしてたのを覚えてます。顔は見えなかったのですが見た目的に小学校低学年くらいの少女だったと思います。当時は驚きのほうが強くて怖いとは思う暇がなかったのですが今思えばすごく怖い体験していたんだなぁと思いました。因みに私が見た少女は他の寮生が目撃した少女とは違ったので何故私にはこの子が見えたのかと今も謎です。