地元で起きたドラマみたいな悲しい恋人の別れ

感動する心霊体験談

毎日の通学や買い物でいつもは通過してしまう道でしたがその事故が起きて数日からは花束と誰かがいるという噂が絶えませんでした。

その道は元々事故が多い道だったので救急車の音がなって近くで鳴り終わると

「また事故が起きたんだ」くらいの気持ちで救急車の音を聞き流していました。ですがその日の救急車の音はいつもい近くで止まったのですが「あーまたか・・・」と聞き流そうとしたのですが電話が鳴ってその日は知り合いに勉強を教えてもらう日だったのですが「ごめんね、急用が入ってしまったのでまた明日連絡します!」と焦り気味の声で連絡を受けました。その時は「忙しそうだなあ・・・なんか有ったのかな?」と思いながらも一人で勉強をしていました。

翌日電話で「昨日はごめんね、ちょっとまた行くときに話すんだけど来週になりそうなのでごめんなさい」と今度は暗い声で電話がつながりました。さすがにおかしいなぁと思いつつも話聞けるだろうし待つしかないなぁと一日を過ごしていました。

その日の夜母が帰ってくるなり「今日そこでなんかあったの?」と聞かれたので「あー近いところで救急車なってたから事故とかあったんじゃない?」というと「事故かぁ・・・若い男の子とかじゃないよね?」と聞いてきたので「いや知らないけど・・・なんか有ったの?」と聞くと「それがね、あそこの道であのお店の方を眺めて立ってる男の子?が居たように見えたんだよね」と母が言い出し「・・・それは生きてないような感じの方とか?」と聞くと「わからないけど、そんな感じはしたかなすごく変な感じだったから・・・」と言われ「うわっこわ!」と思わず言ってしまいました。

その日は母とそんな話をして来週になり知り合いが家に来ていつものように勉強を教わっていましたが普段は明るく元気な人だったのですが元気がなく沈んだ様子だったので「前の電話でも声が沈んでたけどなにかあったの?聞きましょうか?」ときく「・・・うん、重い話というか未だに受け止められないんだけど友達の彼氏がねすぐそこでバイク事故で亡くなっちゃったの・・・」

「ちょっとまって・・・その人ってもしかして・・」

と母が話していた男性像を伝えると「え?知り合いなの??」と知り合いが驚いた様子で返してきました。「いや・・・それが信じられない話ではあるんだけど・・」と母から聞いたことを話すと「・・・ごめんね・・・」と突然泣き出してしまいただ受け止めることしかできず泣きやむまで隣にいました。

落ち着いた知り合いが「実はその日流星群が見れる日だったんだけどそれを彼女(知り合いの知り合い)を一緒に見るために迎えに行こうとした途中で事故に有ったんだけどその事故現場が彼女のバイト先の目の前で彼女がそれを見てしまってショックで立ち直れなくなってたのそれがあって友達のそばにいてあげたくてあの日は断っちゃったの・・」

と教えてくれました。それを聞いた自分は最初若干混乱しつつも頭の中で整理して繋がった瞬間に何とも言えない悔しいような悲しいような辛く苦しいような気持ちに襲われました。母が見たという男の霊は事故現場から歩いてすぐの彼女のバイト先を目の前に無くなってしまい流星群に行けない思いと、目の前で亡くなって彼女を苦しめてしまったことや、目の前にすぐそこに彼女がいるのに会いにいけない気持ちが入り混じってただ彼女への思いを募らせてバイト先を眺めていたんだと感じ取れました。

母から聞いた時は「こわい」と思ったのですがその気持ちにすごく申し訳ない気持ちになり、その日からその事故現場の近くと通るたびに「すいません」という気持ちを思い出して通っています。